■89年の歴史に幕/県農業大学校卒業式・閉校式
県農業大学校(黒石市)の卒業式と閉校式は6日行われた。出席者は最後の卒業生となった専攻科2年生5人の新たな門出を祝福するとともに、89年の長い歴史を持つ農業指導者養成校の閉校を惜しんだ。
大正9年、農業技術員養成の訓練生制度がはじまりで、県農村指導員養成所、県立農業講習所などを経て、昭和48年に農業大学校となった。同60年に専攻科を新たに設置。平成16年の「農業改良助成法改正」を背景に、県は行政改革の一環として廃校を決めた。卒業生は研究生、短期講習生などを含め2180人になる。
式では、卒業生代表が「農業が抱えている課題解決に向けて取り組むとともに、本県農業発展のために貢献したい」などと決意を語った。このあとの閉校式で感謝状贈呈のあと、校旗を返納した。
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